桜花賞

1946年に創設されました。イギリスの「1000ギニー」に倣ったレースで、日本の「牝馬三冠」の第1戦としても知られており3歳牝馬（メスの馬）のチャンピオンを決定する重要なレースです。

【開催時期】毎年4月の上旬

桜花賞
GⅠ
阪神競馬場　芝　１６００ｍ（右回り）
３歳牝
指定　定量
波乱度	１人気信頼度
★★	★★★★

傾向・予想ポイント

脚質の傾向

• 差し馬が有利
  桜花賞は阪神競馬場の芝1600メートルコースで行われます。このコースは最後の直線が長く、ゴール前には急坂があるため、瞬発力と末脚を武器にした差し・追い込み馬が有利な傾向があります。
  逃げ馬や先行馬も勝利することはありますが、ラストの脚をどれだけ残せるかが鍵です。

人気馬の信頼度

• 上位人気馬の成績が良い
  桜花賞は過去の成績から、1番人気から3番人気の馬が好成績を残すことが多いです。実力馬が揃うクラシック競走では、実績や前哨戦の内容がそのまま結果に反映されやすい傾向にあります。

前哨戦の重要性

• チューリップ賞組が中心
  チューリップ賞（阪神1600m、桜花賞と同条件）は桜花賞の主要な前哨戦であり、ここで好走した馬が本番でも活躍することが多いです。また、フィリーズレビュー（阪神1400m）からも出走馬が多く、これらのレースをしっかりとチェックすることが重要です。

血統のポイント

• スピードと瞬発力に優れた血統が有利
  短距離やマイルで結果を出している血統の馬が狙い目です。日本ではディープインパクト産駒が特に多くの好成績を残してきました。
  また、近年は欧州系の血統を持つ馬も力を発揮しており、馬場状態や展開次第で変化します。

馬場状態

• 良馬場なら瞬発力勝負、稍重・重馬場ならパワー型が有利
  阪神競馬場の芝は比較的力の要る馬場と言われていますが、当日の天候や馬場状態も重要です。天候によって重馬場になれば、パワー型の馬の適性が活きる可能性があります。

過去のレース結果

年度	馬名	性齢	人気	脚質
2024	ステレンボッシュ	牝3	2人気	先行
2023	リバティアイランド	牝3	1人気	差し
2022	スターズオンアース	牝3	7人気	差し
2021	ソダシ	牝3	2人気	先行
2020	デアリングタクト	牝3	2人気	差し
2019	グランアレグリア	牝3	2人気	先行
2018	アーモンドアイ	牝3	2人気	差し
2017	レーヌミノル	牝3	8人気	先行
2016	ジュエラー	牝3	3人気	差し
2015	レッツゴードンキ	牝3	5人気	逃げ

過去の配当

年度	1着人気	2着人気	単勝	馬連	3連単
2024	2	1	430円	620円	11,470円
2023	1	6	160円	1,280円	13,220円
2022	7	3	1,450円	3,740円	72,700円
2021	2	1	360円	670円	10,400円
2020	2	1	420円	1,110円	47,760円
2019	2	7	340円	4,410円	31,810円
2018	2	1	390円	480円	3,780円
2017	8	3	4,080円	17,000円	94,890円
2016	3	2	500円	960円	20,330円
2015	5	7	1,020円	7,860円	233,390円