皐月賞

クラシック三冠競走の第一戦で、3歳牡馬・牝馬の日本チャンピオンを決定する重要なレースです。日本のクラシック三冠（皐月賞、東京優駿〈日本ダービー〉、菊花賞）の第1戦として位置付けられており、速さと適性が問われる伝統あるレースです。

【開催時期】毎年4月中旬

皐月賞
GⅠ
中山競馬場　芝　２０００ｍ
３歳牡・牝
指定　定量
波乱度	１人気信頼度
★★★★	★★★

傾向・予想ポイント

脚質の傾向

• 先行馬が有利
  中山競馬場芝2000メートルは、スタート直後に坂があり、4つのコーナーを回るトリッキーなレイアウトです。直線が短いため、先行馬や好位で立ち回れる器用な馬が有利です。差し馬も勝利することがありますが、コーナーワークが重要です。

• 逃げ馬の成績も良好
  皐月賞はハイペースになることが多いものの、過去には逃げ切り勝ちを収めた馬もいます。

人気馬の信頼度

• 1番人気馬の成績はまずまず
  皐月賞は実力馬が上位人気に支持される傾向があり、1番人気の信頼度が比較的高いレースです。しかし、2番人気以下の馬の台頭も十分あり、混戦になりやすいことも特徴です。

前哨戦の重要性

• 弥生賞（ディープインパクト記念）組が実績豊富
  弥生賞で好走した馬が皐月賞でも結果を残すことが多いです。また、スプリングステークスや若葉ステークスも重要なステップレースです。

枠順の影響

• 内枠が有利
  中山競馬場の2000メートルコースはコーナーが多いため、ロスなく立ち回れる内枠の馬が有利です。
  ただし、展開や馬場状態によって外枠の馬も力を発揮することがあります。

血統のポイント

• パワー型の血統が好走
  中山の急坂をこなすため、スタミナとパワーに優れた血統が注目されます。ディープインパクト産駒やキングカメハメハ系の馬が活躍する傾向が見られます。

馬場状態

• 良馬場なら瞬発力勝負、重馬場ではパワー型が有利
  天候や馬場状態による影響も大きく、予想の際には直前の馬場コンディションを確認することが重要です。

過去のレース結果

年度	馬名	性齢	人気	脚質
2024	ジャスティンミラノ	牡3	2	先行
2023	ソールオリエンス	牡3	2	差し
2022	ジオグリフ	牡3	5	先行
2021	エフフォーリア	牡3	2	先行
2020	コントレイル	牡3	1	差し
2019	サートゥルナーリア	牡3	1	差し
2018	エポカドーロ	牡3	7	先行
2017	アルアイン	牡3	9	先行
2016	ディーマジェスティ	牡3	8	差し
2015	ドゥラメンテ	牡3	3	差し

過去の配当

年度	1着人気	2着人気	単勝	馬連	3連単
2024	2	5	430円	3,610円	40,000円
2023	2	5	520円	3510円	24780円
2022	2	1	490円	520円	6970円
2021	3	1	520円	940円	11,490円
2020	1	11	200円	5,770円	55200円
2019	1	6	280円	1780円	49110円
2018	2	1	600円	1,030円	11650円
2017	1	4	220円	1040円	3,780円
2016	2	13	450円	20160円	242,730円
2015	2	7	460円	6060円	236,300円