京都大賞典

毎年秋に京都競馬場で行われる伝統的な競走で中長距離路線の一環として位置付けられており、特に天皇賞(秋)(G1)やジャパンカップ(G1)、さらには有馬記念(G1)を目指す一流馬たちの始動戦として注目を集めています。

1956年に「京都杯」という名称で創設され当時はハンデキャップ競走として行われていましたが、1966年からは別定重量戦に変更され、現在の「京都大賞典」に名称が改められました。

は秋競馬の序盤に行われるため、G1ホースやトップクラスの馬たちが久々の実戦を迎えることが多いです。そのため、夏場を休養に充てた馬たちがどれだけ仕上がっているかを見極める重要なレースでもあります。

京都大賞典
GⅡ
京都競馬場 芝 2400m
3歳以上
指定 定量
波乱度 1人気信頼度
★★★ ★★★★★

傾向・予想ポイント

1. 人気馬の成績

京都大賞典は、上位人気馬が安定して好成績を残すレースとして知られています。特に実績のあるG1級の馬が出走してくることが多く、人気と実力が一致しやすいレースです。

  • 1番人気の成績(過去10年)

    • 勝率:約40%
    • 連対率:約60%
    • 複勝率:約80%

    1番人気馬の信頼度が非常に高いレースで、過去10年で馬券圏外に外れたのは数例のみです。特にG1実績のある馬やトップホースが順当に勝利するケースが多いです。

  • 2~3番人気の成績
    2番人気や3番人気馬も高い複勝率を記録しており、上位人気馬がそのまま決着するケースが目立ちます。

  • 穴馬の台頭は少ない
    6番人気以下の馬が勝利することは非常に稀で、馬券的には比較的順当な決着が多いレースです。

2. 脚質の傾向

京都競馬場芝2400mは、スタートから最初のコーナーまでが長く、直線も長いため、差し・追い込み馬が有利な傾向があります。ただし、展開やペース次第では先行馬の粘り込みも見られることがあります。

  • 差し・追い込み馬が有利
    瞬発力勝負になりやすいコース形態のため、上がり3ハロンのタイムが速い馬が好走しやすいです。京都競馬場特有の直線の長さが、末脚を活かせる差し馬や追い込み馬にとって大きな武器となります。

  • 先行馬も展開次第では好走
    スローペースになりやすいため、序盤で楽に逃げることができた先行馬がそのまま粘り込む展開もあります。特にハンデが軽い馬や、実績のある先行型の馬には注意が必要です。

  • 逃げ馬はやや不利
    京都大賞典で逃げ切り勝ちを収める馬は少なく、先行馬よりもやや不利な傾向があります。ただし、展開次第では残るケースもあるため、メンバー構成を確認することが重要です。

3. 枠順の傾向

京都競馬場芝2400mは、スタート後に長い直線が続くため、枠順の有利不利はそこまで大きくありません。しかし、内枠が若干有利というデータが見られます。

  • 内枠(1~4枠)
    スタートからスムーズに位置取りをしやすく、ポジションを取る上で内枠の方が有利です。先行馬が内枠に入ると、ロスの少ない競馬ができるため好成績を残す傾向があります。

  • 外枠(7~8枠)
    外枠はコーナーで外を回るロスが大きくなるため不利に思われがちですが、差し馬であれば大きな影響は少ないです。むしろ馬群に包まれにくいため、直線で伸びやすいケースもあります。

4. 斤量の影響

京都大賞典は別定重量で行われるため、斤量が結果に与える影響も大きいです。

  • 実績馬が斤量を背負っても好走する傾向
    G1ホースや重賞実績のある馬が57kgや58kgを背負うケースが多いですが、能力の差を見せて好走することが多いです。

  • 軽斤量馬の台頭
    55kg以下の軽斤量馬が馬券圏内に入ることもありますが、全体としては実績馬の方が好成績を収める傾向が強いです。

ポイント: 重い斤量を背負う実績馬でも能力でカバーする場合が多いため、過信しすぎずに予想を立てると良いでしょう。

5. 前走成績の重要性

京都大賞典で好走する馬は、前走で好成績を残している馬が多いです。特にG1やG2といったハイレベルなレースを経験している馬が好走する傾向があります。

  • 宝塚記念(G1)
    夏のグランプリレースである宝塚記念から直行する馬が多く、好走率も高いです。

  • 札幌記念(G2)
    夏競馬のトップクラスの実力馬が集まる札幌記念からの参戦馬も注目されます。

  • 長期休養明けの馬にも注意
    秋競馬の始動戦として京都大賞典を選ぶ馬が多いため、休み明けの馬がどれだけ仕上がっているかが重要なポイントとなります。

6. 配当傾向

京都大賞典は、上位人気馬が好走しやすいため、配当は比較的堅めになる傾向があります。

  • 単勝オッズ
    過去10年の平均単勝配当を見ると、1番人気~3番人気の馬が勝つケースが多いため、波乱度は低めです。

  • 三連複・三連単の傾向
    中穴馬が2着や3着に絡むことはあるものの、大きな荒れ方は少なく、手堅い配当が多いです。

 

 

9月10月の重賞レース

京成杯オータムH【Ⅲ】芝1,600(3歳以上)中山
札幌2歳S【Ⅲ】芝1,800(2歳)札幌
紫苑S【Ⅱ】芝2,000(3歳牝)中山
セントウルS【Ⅱ】芝1,200(3歳以上)阪神
チャレンジC【Ⅲ】芝2,000(3歳以上)阪神
ローズS【Ⅱ】芝1,800(3歳牝)阪神
セントライト記念【Ⅱ】芝2,200(3歳)中山
阪神ジャンプS【Ⅲ】障3,140(3歳以上)阪神
オールカマー【Ⅱ】芝2,200(3歳以上)中山
神戸新聞杯【Ⅱ】芝2,400(3歳牡・牝)阪神
シリウスS【Ⅲ】ダ2,000(3歳以上)阪神
スプリンターズS【Ⅰ】芝1,200(3歳以上)中山
毎日王冠【Ⅱ】芝1,800(3歳以上)東京
京都大賞典【Ⅱ】芝2,400(3歳以上)京都
サウジアラビアロイヤルC【Ⅲ】芝1,600(2歳)東京
アイルランドT【Ⅱ】芝1,800(3歳以上牝)東京
スワンS【Ⅱ】芝1,400(3歳以上)京都
富士S【Ⅱ】芝1,600(3歳以上)東京
東京ハイジャンプ【Ⅱ】障3,110(3歳以上)東京
秋華賞【Ⅰ】芝2,000(3歳牝)京都
アルテミスS【Ⅲ】芝1,600(2歳牝)東京
菊花賞【Ⅰ】芝3,000(3歳牡・牝)京都
※2025年時点のスケジュール

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